日常で使われる「愚痴」という言葉は、仏教における「痴」（サンスクリット語ではモハ、無明）に由来し、本来は「知識がないこと」を意味します。 特に、この世の「全てが変化し、固定的な自分は存在しない（無我）」という真理を理解していない状態を指します。本動画では、高野山大学学長が、身近な仏教用語「愚痴」の深い意味と、煩悩の根源である三毒（貪・瞋・痴）の構造について解説します。

この動画では、高野山大学とのコラボ企画として、空海の思想「即身成仏」が現代社会でどのように生きるかを深掘りします。重要な教えは、仏は自分の心の中に存在し、「自分が変われば世界が変わる」という点です。また、我々一人ひとりが実は、無限の関係性の中で「生かされている命」であるという密教の深い世界観（十々体蒙）を解説し、その命を活かすための行動（利他）の重要性を説きます。

日本の仏教“13宗派”を、実践（念仏・座禅・真言）や歴史の流れで一気に整理。難解になりがちな「唯識」などのキーワードも噛み砕いて解説してくれる、入門〜復習にちょうどいい一本です。

「幸せ」は外側の出来事ではなく“心の在り方”。高野山大学の副学長（当時）が、仏教（密教）的な幸福観をやさしく解説し、日常で実践できる小さなヒントまで紹介します。

仏教を原典から深く学ぶなら——サンスクリット語はどこまで“必須”なの？
高野山大学の特任講師が、必要度の見極め方／学び始めのステップ／他言語（パーリ・チベット・漢文）との役割分担まで、短時間でわかりやすく道案内します。動画の概要欄にある大学公式情報も要チェック。 高野山大学／高野山大学

密教の中心仏「大日如来（マハーヴァイローチャナ）」とは何者か——高野山大学“学長”が、胎蔵界と金剛界の基礎から密教で中心仏とされる理由まで、初学者にもわかりやすく解説する入門回。仏教や高野山に興味がある人の最初の一歩にぴったり。

高野山大学の副学長・松長潤慶氏が「空海はなぜ高野山を選んだのか？」を、地形・信仰・伝承からやさしく解説。初めての参拝で外せない「壇上伽藍／金剛峯寺／奥之院」の歩き方もコンパクトにまとまった約16分。高野山入門にぴったりの一本です。 和歌山県公式観光サイト

高野山「法話」×高野山大学のコラボ第2弾。テーマはズバリ「覚りとは何か？」——
僧侶と大学学長が、仏教の核心を日常のことばで語り合います。肩の力を抜いて、“いまここ”から始める仏道のヒントを。

空海の思想を入り口に、「いま」をどう生きるかを語るコラボ対談の第1回。高野山大学と「高野山の法話」チームが、密教のキーワードを現代の悩みに引き寄せてやさしく解説します。シリーズで3回にわたり公開される企画の初回です。

高野山大学の副学長が「密教」と「（いわゆる顕教としての）仏教」は何が違うのかを、入門者にもわかりやすく整理してくれる約16分の解説回。三密（身・口・意）や灌頂・曼荼羅・大日如来といったキーワードを軸に、「なぜ密教は“密”なのか」「何をどう実践するのか」をコンパクトに学べます。

インド人は「毎日カレー」？——この動画は、その素朴な疑問にインドの食文化の実像で答えます。ポイントは、「カレー」は一品名ではなく、地域ごとの“汁物／おかず”の総称に近いという視点。日本の味噌汁のように、その日ある食材で多彩に作る——そんな日常食としての位置づけをわかりやすく解説します。

仏教の視点（唯識・八識、縁起、無常）から、AI時代の“人間らしさ”と倫理を問い直す対談。テクノロジーの加速がもたらす欲望の増幅や分断に、仏教が提供できる実践（執着を手放す訓練、メタ認知、慈悲）をどう接続するかを議論します。

宗教がこの世に「なかった」としたら？ 戦争や道徳、共同体、ビジネスの裏側まで──宗教の不在が社会にもたらす影響を、テンポよく考察する動画。タイトル：『もし世界に宗教がなかったらどうなるのか？』。

ヨーロッパの三大系統――ラテン・ゲルマン・スラブ。それぞれの起源、話す言語、宗教や文化の“らしさ”を、具体例（フラメンコやファド、北欧的規律、東欧の共同体意識など）でわかりやすく比較解説する16分台の教養動画です。公開は2025年2月1日。VOICEVOX（春日部つむぎ）でテンポよく進みます。

八幡・稲荷・天神…日本の神社は「16系統」に分けられる！総本社・御祭神・ご利益・分布まで、主要系統を一気に整理。身近な神社の“系統”がわかると参拝がもっと楽しくなるよ。

英領保護下の「トルーシャル首長国」から、1971年の連邦誕生へ。なぜUAEは“7つの首長国”として団結したのか？油田、外交、安全保障、そして“7”になった歴史的経緯をゆっくり解説。