政府の生命倫理専門調査会が「iPS細胞から作った精子・卵子で受精卵を作る基礎研究」を容認――この大きな転換を受けて、アベプラが“何がOKで、何がNGか”“クローンと何が違うのか”“科学と倫理はどう折り合うのか”を噛み砕いて議論します。マウスではすでに次世代まで生まれている一方、人では14日ルールや子宮への移植禁止など厳格な枠組みが前提。最新の研究状況と論点をコンパクトに理解できます。

大阪・中之島に「Yanai my iPS製作所（Y-FiT）」が開所（2025年6月20日）。患者本人の細胞から“my iPS”を自動製造し、コストは約5,000万円→約100万円、期間は約半年→約3週間へ大幅短縮。年間3人分→1,000人分の量産を目指し、心臓病やパーキンソン病などの実用化を後押しします。cira-foundation.or.jp／TBS NEWS DIG

“全国に1万人以上いる”と推定される無戸籍者。出生届が出されなかった子どもや、DV・制度の壁で戸籍を失った人たちが、教育・医療・就労などの行政サービスからこぼれ落ちる現実を描いたMBSドキュメンタリー。番組は戸籍を取り戻すための手続きや支援に密着し、なぜ「存在しない人」が生まれてしまうのかを問います。

“ハートブレイクショット”は本当に相手の動きを止められるのか？――ボクシング漫画の必殺技を手がかりに、胸部打撲で起きる生理現象（心臓震盪や横隔膜けいれん）を科学的にやさしく解説する動画です。結論：狙って安全に再現できる「技」ではなく、むしろ命に関わる危険な現象。AEDとCPRの重要性もあわせて理解できます。www.heart.org／AHA Journals

人はなぜハゲるのか——髪の「成長サイクル」、男性ホルモンとDHT（ジヒドロテストステロン）、5α還元酵素、遺伝・生活習慣・頭皮環境などをまとめて解説。科学的な仕組みと基本の対策の考え方がサクッとわかる一本です。

タバコが「うまい」と感じるのは“本当の快感”ではなく、ニコチン離脱の不快感が一時的に和らぐから。ニコチンが数秒で脳の報酬系に届きドーパミンを放出——その仕組みと、やめにくさの正体をアニメでわかりやすく解説する動画です。

脳の仕組み・ストレス・炎症反応など、最新知見を手がかりに「うつ病はなぜ起きるのか？」をやさしく解説。症状の背景と、回復を助ける科学的アプローチを10分程度でイッキに理解できます。うつを“意志の弱さ”ではなく“からだの現象”として捉え直す視点が得られます。

11分で「躁うつ＝双極性障害」をサクッと理解。躁（/軽躁）と鬱の波、I型・II型の違い、誤診の落とし穴、そして薬物療法＋心理社会的支援・睡眠など“実生活で使える対処”まで、一次文献ベースで噛み砕くVAIENCEの解説回です。公開：2025年7月18日／長さ：11:31。国立精神衛生研究所

恐怖や罪悪感が“薄く・遅く”立ち上がると、世界はどう見えるのか？――本動画は、サイコパス（反社会性・冷淡さの高い気質）に関する脳科学と心理学をやさしく解説し、「共感」「恐怖」「報酬」の感じ方の違いを図解で紹介します。タイトル：『【驚愕】サイコパスは世界をどのように感じているのか？』。

生命の“エンジン”＝精子の尾に隠れた「9＋2構造」。なぜ精子は卵子へ進めるのか？海のフィールド調査と最先端ラボ研究を追いながら、その普遍的な仕組みに迫る30分。第66回科学技術映像祭「優秀賞」受賞作、ガリレオX第334回。 web-wac.co.jp

2050年の日本は“超スマート化”が社会の前提に。エネルギー、環境管理、医療、安全保障、そしてAIが日常を再設計し、現実と仮想の境界はさらに曖昧に――そんな近未来像を、生活目線でコンパクトに描き出します。動画尺は17:44。

イーロン・マスクの「見えている未来」を15分でざっくり把握。Neuralinkの脳電極、スターシップとスターリンク、そして慈善活動まで、マスクの世界観と実績を一気にたどります。公開：2025年5月6日／15:13。

「シンギュラリティが近づく今、2040年に“老化治療が当たり前”になるのか？」——日本政府のムーンショット目標７を手がかりに、在宅診療・疾患予防・若返り研究まで、医療のロードマップを噛み砕いて解説します。動画の公開は2025年6月14日、テックラボ【技術考察】より。内閣府ホームページ