| 2025/09/17

【ラピダスの明暗シナリオ】「2nm世代」とは?日の丸半導体の現在地/試作成功と壁/TSMC一強を崩す/安全保障問題/1.72兆円の巨額政府支援/半導体アナリスト・大山聡氏【PIVOT TALK】

この動画で学べること

  • 「2nm世代」とは何か:物理的な“線幅”の厳密値ではなく、世代名(ノード名称)としての2nmの位置づけと、GAA(Gate-All-Around/ナノシート)構造の基礎。

  • Rapidusの現在地:2025年7月18日に2nm GAAトランジスタの試作と電気特性の確認に到達。次のマイルストーン(PDK、顧客試作、歩留まり向上)と、目標とする2027年の量産開始。Rapidus株式会社

  • 競争地図と地政学:TSMC・Samsung・Intelの最先端ノード開発と、調達多様化や安保リスクの中で日本が果たす役割。

  • エコシステム構築の肝:EUV露光、材料・ケミカル、マスク、後工程(先進パッケージ)までの総合力と、人材・設備・資本の確保。IBMとの提携が持つ意味。Rapidus株式会社

  • 公的支援のスケール:累計1兆7225億円規模にのぼる政府支援の内訳と狙い、民間資金との役割分担。

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