【聞き流し/教養】ビジネス・人生の壁を突破する「教養力」。本を読むと世界はどう変わる?

この動画から学べること

この動画では、明治・大正時代の読書事情を通じて、現代の「ビジネス書」と「文学(教養)」の関係性について以下のポイントを深掘りしています。

  1. 「立身出世」と自己啓発書の起源

    • 江戸時代の身分制度が崩れ、「努力すれば出世できる」という明治時代の価値観の中で流行したのが、スマイルズの『西国立志編』や福沢諭吉の『学問のすすめ』でした。これらは現代の自己啓発書の源流であり、勉強だけでなく挨拶や掃除といった「修養」によって良い人間になることが成功への道だと説いていました。

  2. 夏目漱石に見る「意識高い系」への視線

    • 夏目漱石の小説『門』には、主人公が『成功』という雑誌を見て「けっ」という顔をするシーンがあります。当時から、短絡的に成功を求める「ビジネス書」的なものと、漱石が好んだ「文学」の間には、読者層の分断や冷ややかな視線が存在していたことを解説します。

  3. 大正のサラリーマンと「ラノベ」としての谷崎潤一郎

    • 大正時代、サラリーマンという層が生まれ、仕事の疲れを癒やすための読書需要が高まりました。電気技師が美少女に振り回される谷崎潤一郎の『痴人の愛』は、現代の「ライトノベル」に近い感覚で、当時のサラリーマンに消費されていたという意外な読み解きを紹介します。

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