【ゆっくり解説】色に踊らされた人類と死の歴史
この動画で学べること
色の歴史年表:
洞窟壁画の赤鉄鉱→鉛白や辰砂(朱)→ラピスラズリ由来の群青(ウルトラマリン)→コチニールの赤→インディゴ/ウォードの藍→ヒ素系のパリスグリーン→アニリン染料「パーキンのモーヴ」までの流れ。「美しさと毒性」の両面:
朱(辰砂=硫化水銀)、リアルガー(砒素鉱物)、鉛白、パリスグリーン(酢酸銅砒素)など、有害顔料が美術や日用品へ広く使われた理由と健康被害。貴重色の社会史:
ムラサキ貝(貝紫/テュリアンパープル)やラピスラズリが「権威の色」になった経済・交易・宗教的背景。科学革命がもたらした転換点:
1856年の合成染料「モーヴ(アニリン紫)」発見と、その後の合成色素・化学工業の拡大。「危険な流行」の実例:
ヒ素壁紙の中毒事例、放射線飲料「ラジトール」など“色や輝き”への憧れが招いた悲劇的ブーム。
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