なぜ光の質量は0なのにエネルギーがあるのか?質量の正体に迫る【日本科学情報】【宇宙】

この動画で学べること

  • E=mc²の“適用範囲”と限界:静止している物体に対する式であり、運動している/質量ゼロの粒子へはそのまま使えない理由。代わりに使うべき エネルギー—運動量関係式 「E²=m²c⁴+p²c²」。Encyclopedia BritannicaEncyclopedia Britannica

  • 光(光子)のエネルギーと運動量:E=hν(=hc/λ)と E=pc が両立し、そこから p=h/λ(ド・ブロイ関係)にもつながる流れ。Encyclopedia Britannica

  • 「質量ゼロなのにエネルギーがある」直感のひっかかりを解消:エネルギーは質量だけで決まらず、運動量p でも決まること(E=pc)。だから光はエネルギーを運ぶし、物体に力(光圧)を与えられる。Encyclopedia Britannica

  • 相対論での用語整理:静止質量(不変質量) と“相対論的質量”の混同に注意しよう、という現代的な立場。Encyclopedia Britannica

前へ

アインシュタインは間違っていた!最新の二重スリット実験で光の正体を解明

次へ

【ゆっくり解説】質量の正体は一体何なのか -質量の起源-