【後藤達也vs地経学②】中国が覇権取る?核保有に変わる日本の戦略とは?【ReHacQvs鈴木一人】
この動画から学べること
この動画では、前回に引き続き鈴木一人教授(東京大学公共政策大学院)をゲストに迎え、米中対立の深層と日本の取るべき「地経学」的戦略について、以下のポイントを深掘りしています。
中国の覇権は「コスパ」が悪い
米国のように世界中の紛争に介入して秩序を守る「覇権」はコストがかかるため、中国はそれを求めていません。中国は「大陸国家」的な発想で、自国の周辺やビジネス利益(グローバルサウスなど)には影響力を及ぼしますが、他人のために血を流す同盟関係は結ばないというドライな戦略を解説します。
日本の経済的「核兵器」はあるか?
中国のレアアースのような破壊力ある切り札(ニュークリア・オプション)を日本は持っていません。しかし、未来の可能性として「全固体電池」が挙げられます。燃えにくく高性能なこの電池で日本が覇権を握れば、EV市場などで中国を凌駕できる可能性があります。
「核武装論」とプランBの不在
一部で議論される日本の核保有について、鈴木教授は「覚悟」と「戦略的重心(島国の脆弱性)」の観点から否定的です,。米国に見捨てられた際の「プランB」は現実的に存在しないため、米国の弱みを日本が補完しつつ、同盟を維持・強化するのが唯一の現実解だと説きます。
新政権への提言:デュアルユース
成長戦略会議のメンバーでもある鈴木教授は、防衛技術と民間技術を融合させる「デュアルユース(AI、ドローン等)」を軸に、強く豊かな国を目指すべきだと提言しています。
前へ
イギリス国王が象徴的な存在へと転落した本当の理由
次へ