「宿題ごときで追い込まれんでいいからな」 廃校の危機から“全員に居場所”で2年で約3倍の児童数に 過疎の町の「小規模特認校」に密着|newsランナー〈カンテレNEWS〉

この動画から学べること

この動画では、姫路市の中心地から車でおよそ40分離れた山あいの小さな学校、姫路市立麻謎小学校が、廃校の危機を乗り越えてどのようにして児童数を増加させたのか、その具体的な取り組みと成果について学べます。

  • 小規模特認校制度の活用により、市内の遠方から通う子供たちを受け入れ、過疎によって20人ほどまで減少していた児童数が57人に増えた成功事例。

  • 少人数教育のメリット

    • 先生の目が届きやすく、きめ細やかな支援が届きやすい環境。人数が少ないことで、子供たちがそれぞれの役割を持つチャンスが多くなり、それが自信につながっていくこと。

  • 不登校からの再スタート

    • 以前の小学校で休みがちだった児童(鈴かさん)が、少人数の環境ときめ細やかな先生の対応、豊かな自然の中で、笑顔を取り戻し、感謝の気持ちを抱くに至った過程。

  • 温かい教育哲学

    • 先生が夏休み明けの子供たちに「宿題ごときで追い込まれんでええからな」と声をかけ、プレッシャーを与えず、頑張りたい気持ちを尊重する指導。

  • 地域全体での子育て

    • 地元の人や保護者が流しそうめんを企画するなど、地域に見守られながら楽しく学べる活動を通じて、学校が活性化している様子。

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