【特集】「子どもに委ねる学び」へ “授業改革”進める石川・加賀市の小中学校 新たな学びのカタチに
この動画から学べるもの
本動画では、石川県加賀市の小中学校で進められている「子どもに委ねる学び」を中心とした授業改革について深く学ぶことができます。
授業改革の背景と目的
45分間の集中力が持続しない子や、学びになかなか自分から向かえない子がいたため、一斉に同じことをする授業の限界を感じ、多様な子どもたちが集う今の学校に対応するために改革が進められました。
具体的な実践内容
子どもたちが学習のゴールは同じであるものの、勉強する場所、一緒に学ぶ相手、進め方のペースなどを自ら考え選ぶ様子。課題の発見や考えの練り上げ時には従来通り一斉学習を用い、自立した学びの力をつけたい時には子どもに委ねる授業を行うという、目的に応じた授業作り。
変化と成果
改革推進からおよそ半年で、子どもたちの様子に変化が見え始め、分からないところを教え合う姿や、一人で黙々と学習に向かう姿が増加。自分の好きなように勉強できて楽しいと話す子どもたちの声。
先生方の役割と工夫
子どもたちが学習につまづいた時や答え合わせをする時に使うための授業動画を撮影したり、ヒントを用意したりする。子どもたちが自ら学びを進められるよう興味を引く仕掛けを作り、授業中は一人ひとりの進捗状況や、どこでつまづいているかを観察し、きめ細かくフィードバックを提供。
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