【高橋弘樹vs進化心理学者】戦争の起源…なぜ人間は争うのか?人の行動原理とは【ReHacQvs小林佳世子】

この動画から学べること

この動画では、南山大学准教授・小林佳世子氏をゲストに迎え、なぜ人間は争うのか、なぜ非合理な行動をとるのかについて、行動経済学と進化心理学の視点から以下のポイントを深掘りしています。

  1. 正義中毒と脳内の「見えざる手」

    • 人間は「悪者」と認定した相手に対し、自分が損をしてでも罰を与えようとします。これはかつて集団を守るために機能したメカニズムですが、その時、脳の報酬系が活性化し「快感」を感じてしまいます。この本能が、現代のSNS社会で過剰な攻撃や分断を引き起こしている構造を解説します。

  2. 共感のスイッチが切れる時

    • 人間は、自分と遠い存在(宗教やチームが違うなど)や「悪者」と認識した相手に対しては、人間を見た時の脳の部位が反応せず、むしろ「汚物」を見た時のような嫌悪感の反応を示すことがあります(脱人間化)。これが戦争や虐殺、激しいバッシングの心理的背景にあります。

  3. 「アメとムチ」の限界と政策の失敗

    • 「飲酒運転を厳罰化したら、逆にひき逃げが増えた」という事例を紹介。人間は合理的な損得勘定だけで動くわけではありませんが、制度設計を誤ると、罰を逃れるためにさらに悪い選択をするという「予期せぬ副作用(コブラ効果)」が生じる現実を議論します。

  4. 分断を乗り越える「対面」の力

    • オンラインでは生まれにくい「脳の同期」が、対面の会話では起こります。共通点を7つ見つけると友達になれるという研究や、同じ目標を持つことで敵対関係が緩和される可能性など、分断された社会を修復するヒントを探ります。

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