なぜ北アイルランドを残して独立したの?
この動画から学べること
この動画では、アイルランド共和国が独立を果たし、北アイルランドがイギリス(連合王国)に残ることになった複雑な歴史的背景について、以下のポイントを深掘りしています。
「アルスター植民地化」の悲劇
17世紀、イギリス王ジェームズ1世が反抗的なアルスター地方(現在の北アイルランド)を支配するために行った植民地政策について解説します。土地を奪われたカトリック住民と、移住してきたプロテスタント住民という、現在まで続く対立の構図がここで生まれました。
「飢饉」と「産業革命」による分断
19世紀、ジャガイモ飢饉で100万人が餓死する惨状の中、食料を輸出し続けたイギリスへの憎悪がアイルランド側で高まる一方、北部は造船業などで経済的に成功し「帝国のパートナー」としての意識を強めていった経緯を紹介します。
独立戦争と「2つのアイルランド」の誕生
1916年の「イースター蜂起」とその後の弾圧が、どのように穏健な自治要求を「完全独立」へと変えたのか。そして、1921年の条約によって北東部6州(北アイルランド)とそれ以外(アイルランド自由国)が法的に分断されたプロセスを紐解きます。
再燃する「統一」の可能性
1998年の合意による平和の到来から、2016年のブレグジット(EU離脱)による情勢の変化、さらに2021年の国勢調査でカトリック人口がプロテスタントを上回ったという歴史的転換点について触れ、アイルランド統一の現実味が増している現状を分析します。
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イギリス国王が象徴的な存在へと転落した本当の理由
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