未知の世界で自律学習するSIMA2は汎用AIへの布石か?(2512.04797)【論文解説シリーズ】
この動画から学べること
この動画では、Google DeepMindが発表した最新のAIエージェント「SIMA 2」と、それが示唆する汎用人工知能(AGI)への道筋について、以下のポイントを深掘りしています。
「SIMA 2」の革新的な仕組み
従来のAIとは異なり、SIMA 2は視覚・言語・行動(キーボードやマウス操作)をすべてひとつのストリームとして処理するVLAモデルに進化したGeminiです。これにより、「トマトのような色の家に行って」といった曖昧な指示に対しても、「トマト色=赤」と内部で推論してから行動に移すことが可能になりました。
無限の仮想空間「Genie 3」と自己改善
SIMA 2は、世界モデル「Genie 3」が生成する無限の仮想空間(夢のような世界)に放り込まれ、正解データのない環境で学習します。AIが課題を出し、AIが採点するという「自己改善ループ」を回すことで、人間の手本なしでも道具を作り、シェルターを建設するほどのスキルを自力で獲得しました。
仮想から現実(ロボット)へ
この研究の真の狙いは、ゲームや仮想空間で培った「身体操作能力」を物理的なロボットへ転移させることにあります。初めて見るキッチンや工具でも、仮想世界で得た抽象的な感覚を応用して操作できるようになる、AIが「受肉」する未来の計画を解説します。
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